4歳の息子に「性と生」の本を読み聞かせた結果

この本を読み聞かせた話。

赤ちゃんはどうやってできるのか?に興味を持ち始める

ちょうど性というか、オスとメスという言葉であったり、カップル成立という言葉を覚え始めて、「人間はどうやって生まれたのか?」について興味を持ち始めていた。

母親としては、もごもごと濁すこともできたり、キャベツから生まれるんだよ~なんてジョークを言うこともできるけども。

どうしようかなあ。

ちょっと恥ずかしいけど、真面目に本当のことを教えたいなあ。と思った。

 

何故なら、自分自身が子供の頃、性について知るたび、誰にも話せない不安があった。

私の親は、私が小学生の頃に性について教えてくれようとしていたけど、私が恥ずかしくて聞いてられなかった。(逃げてしまった)

 

四歳なら、すんなり聞いてくれそう。

ちゃんと性の話を聞いてくれるのは、今しかなさそう。

私が過去に性について不安に思っていたことを、きちんと教えたい。

ということで、上記の「性と生」を購入。

 

「なあんだ、こうやって僕は生まれたのか」と納得する息子

性と生を読み進めたときの息子の反応は、以下のような感じ。

・大人になったら、こんな体の変化が起きるのか

・性器にはいろんな形があるのかあ

・僕はこうやって赤ちゃんになり、生まれたんだ

 

おそらく本人も疑問に思っていた節があったんだろう。

「なあんだ、そうだったんだ」という気持ちが見えた。

 

女の子の生理の話の部分は、あんまりよく分かってなさそうだったけど、

ちらほら読み飛ばしながら、息子が興味を引く部分だけ、解説しながら読み進めた。

 

「僕が生まれて嬉しかった?生まれてきてほしいなーって、いっぱい思った?」

精子卵子が出会うときの話。私はこう伝えた。(本には書いてない)

精子は、一番早く卵子に辿り着いた子だけが赤ちゃんになれる。他の精子は死んでしまう。息子くんは一番早く泳いで卵子に辿り着いたから、赤ちゃんになれたんだよ。」

そう話すと、息子は深く考え込んでいた。

そのあと、「お母さんは、僕が生まれてほしいって、いっぱいお願いしたの?」

と聞いてきた。

自分が生まれたことが、あたりまえではなく、奇跡だということに気づいたのかもしれない。(私の想像だけども)

 

息子が生まれることを、いっぱいお願いしたよ。と返事をすると、とても満足そうだった。

 

息子は、自分がどのように生まれたかを知れて満足そう

性教育は早めにーとか、そんな感じと意識は少し違うけども、

単純に、「性と生」の本は、息子の疑問を解決できたようである。

 

ここからマナーとかの話を教えていくことになるんだろうけど、

ひとまず、この本を読み聞かせて良かったと、心から思った。