「30歳になったら、空気清浄機の水の交換をやってあげるね」
いい子ちゃんモードの息子のお話が1時間続く。笑
多分これが原因
悪い子は鬼に連れていかれるという話を幼稚園でよくされているらしい。
そしてちょうど2歳のときの節分の写真(息子が鬼に捕まれて大号泣の姿)を見せると、
4歳の息子は大変ショックを受けたらしく。
(そんなにショックを受けると思わなかったよ。ごめんね)
息子が大人になったら
鬼に連れていかれないようにイイ子になる話を1時間ほど話してくれた。
内容としては、以下である。
・僕が30歳になったら、お母さんがやっている空気清浄機の水の交換をやってあげる
・僕が30歳になったら、車の運転をしてあげる。行きたいところへ連れてってあげる
・僕が30歳になったら、1人で自転車に乗って、買い物をしてきてあげる
・欲しいものを言ってね。僕が買ってきてあげる
・僕が働くから、お母さんはやりたいことをやってね
要約するとこんな感じの内容を、1時間ほど話し続けてくれた。
なお、息子の「働く」とは、空気清浄機の水の交換をすることであり、一般的な労働の概念と少し異なっている。水かえるだけかい!笑
何はともあれ、将来の話を息子と会話できるのは非常に楽しかった。
献身的な精神が素晴らしいが、将来はなにかに熱中したり、楽しい人生を送れるような、自分で自分を幸せにできる大人になってほしい。
「大人になる」ということ
私が息子に教えたいことは、「大人とは、子どもの延長線上にあるもの」である。
30歳でいっきに何でもできるようになるわけではない。
今から、出来る範囲で空気清浄機の水の入れ替えを手伝ってもらおう。
「できない」を繰り返すことで、「ちょっとできた」になり、
「ちょっとできた」を繰り返すことで、「できた」になるんだよ。
そして昨日、空気清浄機の水の交換を少し手伝わせてみたら、
「ぼく、できるじゃん…」とつぶやいていた。